甘酸っぱく爽やかな味わいが魅力のキウイ。実は、キウイにはたくさんの種類があることをご存じでしょうか?キウイの味わいや見た目は品種によって異なり、それぞれ違った個性があります。
今回は、そんなキウイの品種ごとの特徴について解説します。美味しいキウイを選ぶコツも合わせて紹介するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
キウイは大きく分けて3種類ある

キウイは果肉の色によって、グリーンキウイ、ゴールドキウイ、レッドキウイの3種類に分類されます。まずは、この3種類の特徴をそれぞれ見てみましょう。
種類 | 果肉の色 | 特徴 |
---|---|---|
グリーンキウイ | 黄緑色〜緑色 | 甘みと酸味のバランスが取れた爽やかな味わいで、酸味が比較的強い。 |
ゴールドキウイ | 鮮やかな黄色 | 甘みが強く、酸味の少ないトロピカルな味わい。 |
レッドキウイ | 中心は赤く、外側は黄色〜淡いピンク色 | 酸味をほとんど感じない上品な甘さで、とてもジューシー。 |
グリーンキウイは、他の種類に比べて酸味が強く、キウイらしい爽やかな味わいが特徴です。ゴールドキウイは、見た目も味わいもトロピカルな印象で、酸味の少ないまろやかな味わいが特徴です。レッドキウイは、酸味をほとんど感じない上品な甘さが特徴で、他の2種類に比べると生産量が少なく、希少なキウイです。
キウイは大きく分けるとこの3種類に分類されますが、ここからさらに細かな品種が存在します。例えば、同じグリーンキウイでも、品種によって甘みや酸味の強さ、大きさなどの特徴が異なり、違う品種どうしを食べ比べてみるのも楽しいですよ◎
グリーンキウイの人気品種

グリーンキウイは、緑色の果肉と酸味が特徴で、さっぱりとした味わいのキウイです。そんなグリーンキウイの人気品種を3つ紹介します。
ヘイワード
ヘイワードは、グリーンキウイの代表的な品種です。1924年にニュージーランドの種苗生産業者ヘイワード・ライトが開発し、その名前にちなんで名付けられました。甘みと酸味のバランスが良く、爽やかな味わいが特徴で、世界中で人気があります。全世界で流通するキウイの70%以上がヘイワード種ともいわれており、日本でも各地で栽培されています。ニュージーランド産は5月から12月頃、国内産は11月から5月頃に出回ります。
香緑(こうりょく)
香緑は日本で開発された品種で、1987年に品種登録されました。果肉が濃いエメラルドグリーンで、糖度が15〜18度と高く、酸味が少ないのが特徴です。緑実キウイの中では最も甘く濃厚な味わいを持ち、家庭菜園でも人気の品種です。香川県や静岡県、山梨県などで栽培されており、収穫は11月頃から始まります。
スウィートグリーン
スウィートグリーンは、ゼスプリ社が開発した特殊なグリーンキウイの品種です。グリーンキウイの爽やかさを保ちつつ、ゴールドキウイのような滑らかな果肉と甘さを兼ね備えた、新しい風味のキウイとして人気を集めています。日本では2011年頃から流通が開始されましたが、ゼスプリの公式HPには掲載されていない希少な品種で、入手が困難な場合もあります。
ゴールドキウイの人気品種

ゴールドキウイは、鮮やかな黄色の果肉が美しく、「ゴールデンキウイ」と呼ばれることもあります。グリーンキウイに比べて酸味が穏やかで、甘みを強く感じられます。そんなゴールドキウイの人気品種を3つ紹介します。
甘うぃ
甘うぃは、日本の福岡県で開発されたオリジナルのキウイフルーツ品種です。この品種は、2013年に命名され、2016年に品種登録されました。果肉は黄色から黄緑色で、糖度が非常に高く、通常17度前後ですが、一部の個体では20度を超えることもあります。
福岡県でのみ栽培されており、全国的には希少な国産のゴールドキウイフルーツです。福岡県は日本国内でキウイフルーツの生産量が第2位であり、甘うぃはその中でも特に注目されています。収穫時期は10月下旬頃からで、ヘイワードよりもやや早めとなっています。
サンゴールド
サンゴールドキウイは、ゼスプリ社が10年以上の歳月をかけて開発した新品種のキウイフルーツです。形は俵型で、従来のゴールドキウイと異なり先端が尖っていないのが特徴です。果肉は鮮やかな黄色で果汁をたっぷりと含み、非常にジューシーです。糖度16度以上の強い甘みの中に、優しい酸味も感じられます。ニュージーランド産は4月下旬から10月中旬頃、国産は11月中旬から12月下旬にかけて出回ります。
さぬきゴールド
さぬきゴールドは、香川県で開発されたオリジナルのキウイフルーツ品種です。このキウイは、アップルキウイと中国系の品種「FCM-1」を交配して育成されたもので、2005年に品種登録されました。果肉は鮮やかな黄金色で、糖度が17〜18%と非常に甘く、酸味が少ないため、メロンのような食感を楽しむことができます。主な生産地は高松市、善通寺市、三豊市などで、10月中旬から収穫が始まり、旬は11月から12月上旬までです。
レッドキウイの人気品種

レッドキウイは、果肉の中心が赤く、外側に向かってだんだんと淡くなるグラデーションカラーが特徴のキウイです。その特徴的な色味と上品な甘さから、近年注目を集めています。そんなレッドキウイの人気品種を3つ紹介します。
レインボーレッド
レインボーレッドは、果肉の中心部が赤く、その周りが黄緑色、外側が白い鮮やかな断面から「レインボー」という名前が付けられました。平均糖度は17度前後で、完熟すると20度近くになることもあります。
レインボーレッドは全国でもごくわずかな場所でしか栽培されておらず、希少性が高い品種です。静岡県、山梨県、愛媛県、福岡県などで栽培されていますが、生産量は限られています。収穫時期は9月下旬から10月上旬と比較的早めとなっています。
ゼスプリ ルビーレッド
ゼスプリ ルビーレッドは、ゼスプリ社が20年以上かけて開発したレッドキウイです。果肉は宝石のような赤色で、中央から同心円状に広がり、外側は淡い黄色〜ピンク色をしています。熟したベリーのような上品な甘さと適度な酸味があり、果汁を豊富に含んでいます。日本では2020年から販売が開始され、例年4月中旬から5月下旬頃までの約1ヶ月間限定で出回ります。
こちらの記事では、ゼスプリ ルビーレッドの特徴についてより詳しく紹介しています。気になる人は、ぜひ合わせてチェックしてくださいね!
紅妃(こうひ)
紅妃は、国産のレッドキウイで、種の周りが鮮やかな赤色をしています。一般的なキウイよりやや小ぶりですが、糖度が非常に高く、甘みが強いのが特徴で、黒糖のようなまったりとした味わいを楽しめます。愛媛県、和歌山県、佐賀県で栽培されており、9月下旬から11月中旬にかけて旬を迎えます。
美味しいキウイの選び方
最後に、美味しいキウイの選び方を紹介します。品種ごとの特徴をおさえたうえで、選び方のポイントも合わせて知っておくと、より自分好みの美味しいキウイを見つけることができますよ◎
外観で選ぶ
キウイを選ぶ際は、まず外観の特徴からよく熟して食べ頃になっているものを見分けましょう。キウイの食べ頃を見分けるポイントは、以下の通りです。
- お尻の部分を軽く押したときに適度な弾力がある
- キウイ特有の甘い香りがする
- 表面の毛が落ちて表面が滑らかになっている
キウイは外側の果肉から熟し始める性質があるため、まずはお尻の部分の硬さから熟度をチェックしてみましょう。次に、キウイは熟すと独特な甘い香りが強くなります。顔を近づけたときに、香りを強く感じられれば完熟のサインです。
最後に、表面の状態を確認しましょう。キウイはつれて表面の毛が落ち、滑らかになります。ただし、グリーンキウイは他の品種に比べ毛の量が多く、しっかりと生えているため、完熟しても表面が滑らかになっていない場合があるため、他のポイントと総合的に判断することが大切です。
品種で選ぶ
ここまで紹介したように、キウイには様々な品種があり、それぞれ違った特徴を持っています。そのため、自分好みのキウイを見つけるには、品種ごとの特徴を参考に選ぶのがおすすめです。
例えば、キウイ特有のさっぱりとした味わいを求めるなら、グリーンキウイのヘイワードや香緑がおすすめです。また、酸っぱい味が苦手で、できるだけ甘みの強いキウイを選びたい人には、ゴールドキウイの甘うぃや、レッドキウイのレインボーレッドなどが適しているでしょう。
産地で選ぶ
本当に美味しいキウイを選ぶなら、産地にも注目しましょう。日本の美味しいキウイの主要産地は、愛媛県、福岡県、和歌山県です。これら3県で国内生産量の約56%を占めています。
中でも、福岡県はゴールドキウイの人気品種、甘うぃの唯一の産地です。甘うぃはゴールドキウイの中でも大玉で重量感があり、強い甘みと穏やかな酸味のバランスに優れた味わいが特徴の美味しいキウイです。
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キウイの種類ごとの魅力を楽しもう!
今回は、キウイの種類ごとの特徴について紹介しました。キウイは、大きく分けてグリーンキウイ、ゴールドキウイ、レッドキウイの3種類あり、その中でもさらに細かな品種に分類されています。
キウイの味わいは品種によって異なり、実際に食べ比べてみるのも楽しみ方の一つです。種類ごとの特徴を知って、キウイの魅力をもっと楽しみましょう!