キウイは栄養豊富で健康に良いフルーツの代表格ですが、食べ過ぎると体に悪影響を及ぼすこともあります。健康を意識してキウイを食事に取り入れるなら、食べ方の注意点を知っておくことも大切です。
今回は、キウイを食べるときの注意点について紹介します。キウイの健康効果を最大限に得るためにも、ぜひ参考にしてくださいね◎
キウイを食べ過ぎると何が起こる?

キウイに限らず、食べ過ぎは体に良くない影響を及ぼす可能性があります。まずは、キウイを食べ過ぎると何が起こるのか、詳しく見ていきましょう。
下痢
キウイには水溶性食物繊維の「ペクチン」が多く含まれています。ペクチンは、便を軟らかくして排便を促す作用がありますが、過剰に摂取すると軟便や下痢を引き起こす可能性があるため注意が必要です。また、キウイに含まれる「アクチニジン」というタンパク質分解酵素は、過剰摂取すると胃腸に負担をかけ、下痢の原因となることがあります。
胃痛や胃もたれ
キウイの酸味のもとであるクエン酸は、過剰摂取すると胃痛や胃もたれを引き起こす可能性があります。キウイのクエン酸含有量はレモンの4分の1程度ですが、空腹時に摂ると胃に負担がかかりやすくなります。キウイを食べるときは空腹時を避け、胃の調子が悪いときは控えた方が良いでしょう。
アレルギー
キウイの食べ過ぎによってアレルギーを引き起こすわけではありませんが、キウイに含まれる特定のたんぱく質(主にアクチニジン)に対する反応として発症することがあります。キウイを食べている最中や食べた後に以下のような症状が現れた場合は、食べるのを控え、病院を受診しましょう。
- 口腔内のかゆみや腫れ
- 唇や舌の痺れ
- 皮膚の発疹やかゆみ
- 消化器症状(腹痛、嘔吐、下痢)
- 重症の場合はアナフィラキシー
特に、乳幼児で初めてキウイを食べる際は、少量から始めてアレルギー反応がないか確認することが推奨されています。
キウイを食べるときの注意点は?

キウイを健康的に食べるためには、いくつか注意点があります。ここでは、キウイを食べるときの注意点について紹介します。
1日の適量を守る
厚生労働省と農林水産省が策定した「食事バランスガイド」では、果物の1日の摂取目標を200gとしています。キウイ1個は約100gなので、この目標に基づくと1日2個が目安となります。この量であれば、栄養摂取のバランスを崩すことなく、キウイの健康効果を得ることができるでしょう。
他の食材もバランスよく食べる
キウイには豊富な栄養素が含まれていますが、それだけで体に必要な栄養を全て補えるわけではありません。健康的な食事を摂るためには、他の食材もバランスよく食べることが大切です。例えば、キウイとチーズの組み合わせは、お互いに足りない栄養素を補うことができ、味の相性も良いためおすすめです。
キウイの栄養や効果は?

キウイは適量を守れば、体に良い栄養素を効率よく摂取することができます。特に、ビタミンCの含有量が非常に豊富で、美肌づくりや免疫機能の維持に重要な役割を果たします。
また、キウイには豊富な食物繊維が含まれており、腸内環境を整えるのに役立ちます。中でも、水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれており、便を軟らかくして排便を促す働きがあります。さらに、ペクチンは善玉菌のエサとなり、腸内を善玉菌優位にすることで整腸作用が期待できます。
その他、キウイにはむくみの解消や高血圧の予防に効果的なカリウムや、抗酸化作用のあるビタミンEも豊富に含まれており、積極的に食べることで様々な健康効果が得られるでしょう。
こちらの記事では、キウイの栄養や効果についてより詳しく紹介しています。気になる人は、ぜひ合わせてチェックしてくださいね!
キウイの効果的な食べ方は?
ここからは、キウイの効果的な食べ方を紹介します。キウイの健康効果をより引き出すためにも、ぜひ実践してみてください◎
生で皮ごと食べる
キウイは、生のまま食べるのが最も効果的です。キウイに含まれる栄養成分の多くは熱に弱い性質があり、特にビタミンCやアクチニジンは加熱すると失活してしまうため、生で食べることで無駄なく摂取できます。また、キウイの皮には食物繊維やビタミンが豊富に含まれているため、皮ごと食べることでより多くの栄養成分を摂取できますよ。
皮の柔毛が気になる場合は、丸めたアルミホイルで軽くこすり、水洗いすると表面が滑らかになって食べやすくなりますよ。
食べるタイミングを意識する
キウイは食べるタイミングによって、期待できる効果が異なります。例えば、朝食や運動前に食べると短時間でエネルギーに変わり、パフォーマンスの向上に繋がります。また、食物繊維を多く含むキウイを朝に食べることで、腸のぜん動運動が促進されるため、便秘改善により効果的です。
就寝前にキウイを食べるのも効果的です。睡眠中は腸の活動が活発になるため、食物繊維たっぷりのキウイを夜に食べることで腸内環境を整えやすくなります。さらに、ビタミンCは肌のターンオーバーを助ける働きがあるため、就寝前に摂ることで効率よく美肌を目指せます。
スムージーにする
キウイに含まれる豊富な栄養素を丸ごと摂取するなら、スムージーにするのもおすすめです。キウイスムージーのレシピは以下を参考にしてください◎
材料
- キウイ 1個
- 牛乳 100ml
- プレーンヨーグルト 50g
- はちみつ 大さじ1杯
作り方
- キウイをひと口大に切ります。(皮付きでもOK)
- すべての材料をミキサーに入れます。
- なめらかになるまで攪拌します。
- グラスに注いで完成です。
このレシピにリンゴやバナナ、小松菜などを加えてアレンジするのも良いでしょう。他の果物や野菜を加えれば、さらに栄養価がアップし、バリエーションを楽しむこともできます。
注意点を守ってキウイを美味しく健康的に楽しもう!
今回は、キウイを食べるときの注意点について紹介しました。キウイは栄養豊富なフルーツですが、食べ過ぎると下痢や胃痛を引き起こす恐れがあります。また、キウイはアレルギーを引き起こす可能性もあるため、特に初めて食べる際は少量から様子を見ましょう。
栄養摂取のバランスを崩さず、キウイを健康的に取り入れるには、1日2個までの適量を守り、他の食材もバランスよく食べることが大切です。
食べ方の注意点を守って、キウイを美味しく健康的に楽しみましょう!